コミュニケーションの「質」と「量」は役割がちがう
1年ほど前から、「コルクラボ」というコミュニティづくりを学ぶコミュニティに所属しています。そこでコミュニティづくりを実践するなかで、コミュニケーションには「質」と「量」があると気づきました。
「質」のコミュニケーションは何かを決めるときに必要です。決断のためには、落とし穴がないかよく考えて話しますよね。時には意見をぶつけあいながら物事を前にすすめるのが「質」のコミュニケーションです。
一方で「量」のコミュニケーションは場の雰囲気をよくするために必要です。こちらは「量」が重要なので、内容は深く考えていない言葉でも大丈夫です。
言葉の量は、発言者のハードルを下げます。ハードルが下がると、コミュニティ内のメンバーが話しやすい雰囲気がうまれますよね。
話しやすい雰囲気ができれば、コミュニティ内のメンバーの個性をより知ることができますし、会話する頻度があがると情報共有もうまくいきます。
社会に出ると会議など「質」を求めるコミュニケーションの頻度が増えていきます。なので、ときには「量」を意識したコミュニケーションを設計することが大事なのでは、というお話でした。